書評

キャリア

【感想】『転職の思考法』~凡人に救いの手を差し伸べる良書~

「このまま今の会社にいていいのか」 本書のタイトルの一部であるこのフレーズは企業勤めをしている人ならば一度は考えたことのあるテーマなのではないだろうか。しかもこのテーマについて考えると非常に悩むことになる。転職をするのが怖いからだ。それは...
世界史

【書評】『砂糖の世界史』~人々の生活と奴隷の闇~

人には知られていない物語が世の中には確実に存在している。これはヒトという切り口のみでなく、ありふれたモノについてもあてはまる。 「砂糖」はいまや日本人なら口にしない日がないくらいにありふれた食品だ。しかし、砂糖が現在のようなありふれたモノ...
哲学

【書評】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』

人はいつか死んでしまう。 テクノロジーが発展し不死が当たり前になる世界が来るかもしれないが、少なくとも現時点においては人は死にゆく運命だ。そして、死についてはネガティブなイメージが常につきまとう。死とは悪いものであり、忌避するのものである...
ビジネス

【感想】『いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる銀座の雑談手帳』を読んで印象に残った3つのこと

はじめに こんにちは。Rebiです。突然ですが、みなさんは雑談が得意ですか?そもそも私は会話全般に苦手意識があるのですが、特に雑談は非常に難しく感じています。そのため雑談に関する本をみかけると、つい手にとってしまうことがあります。 『いつ...
新書

【感想】『本の使い方』を読んで共感できた読書に対する3つの価値観

はじめに 本書は現APU学長の出口さんが主に読書に関する自身の考えをまとめた本です。私が本書を知ったきっかけは実はテレビでして、久米書店という番組で出口さんの存在と本書を初めて知りました。彼の番組での話しぶりから、この本は必読だと感じ、購入...
伝記・自叙伝

【感想】『渋谷ではたらく社長の告白』を読んで藤田晋の苦悩を知れ

概要 この本は現サイバーエージェント代表取締役の藤田晋さんが書かれた自叙伝で、藤田さんの生い立ちからサイバーエージェントが上場を果たすまでの道程やそれぞれの段階での心境が内容の中心を占めています。 会社の同期に薦められたのがきっかけで読ん...
新書

【書評】『読書の価値』を読んで考えた自分で本を選ぶ3つの方法

概要 この本はミステリー小説「すべてがFになる」などでおなじみの作家森博嗣さんが自身の読書感について語ったエッセイです。今回は本書を読み、特に印象に残った点について書いていきます。 本は自分で選べ この本を読んで特に印象に残った点は本は...
ビジネス

【書評】『幸福の「資本」論』~いかにして資本を築くのか~

概要 本書『幸福の「資本」論』は人生を幸福に生きていくために必要な要素を3つに分類し、それぞれの要素について解説しながら、今後の生き方について考察している本です。本書において、幸福に生きていくために必要な3つの要素はそれぞれ「金融資産」、...
新書

【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~』

概要 本書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』はコンサル出身の山口周さんが、経営における「美意識」の役割について論じた本です。まずは本書に出てくる3つの概念、「クラフト」・「サイエンス」・「アート」を整理しておきましょう。「ク...