【まとめ】2018年に読んだオススメしたい本を6冊挙げてみた

まとめ

はじめに

今年も早いものであと1週間となりました。年末が近づきつつあるので、まとめの意味をこめて今回は今年読んで面白かった本を紹介していきます。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

この本は今年話題になった本の筆頭ではないでしょうか。自分にとって都合のよい錯覚を生むもののことを「錯覚資産」とキャッチ―に定義したことはこの本の大きな功績だと思います。

一方で中身はきっちりと学術的なエビデンスベースに認知バイアスについて紹介しており、非常に勉強になる本でした。

個人的にはこの本の内容について社内で勉強会を開催したこともあり、非常に印象に残っている一冊です。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における「アート」と「サイエンス」

この本は自分が社内で開催している読書会の課題図書として取り上げた本なのですが、前評判通り非常に面白く、参加者からも好評の一冊でした。この本は一言で言ってしまえば「アート」の重要性を説いている一冊なのですが、ここでいうアートとは自分なりの価値観や美意識を意味しています。

作者の腕もあってか非常にロジカルで読みやすく、また様々なジャンルの内容を横断しながら論が展開されていた一冊で、著者の山口さんの知的レベルの高さが伝わる作品でした。

また、今年から書き始めたブログの最初の記事もこの本に関する記事であり、非常に思い出深い一冊でもあります。

スッキリわかるJava入門 第2版

今年からエンジニアとして働きはじめた私ですが、最初に出会った本がこの本でした。タイトルに偽りなしで、個人的には非常にわかりやすくオブジェクト指向に関する概念もわかった気になれたのは非常に大きかったです。

この本に出会っていなければ、もしかするとプログラミングに挫折し、エンジニアとしてのキャリアをあきらめていたかもしれないと感じるほど、自分にとってはためになる本でした。

「死とは何か」 イェール大学で23年連続の人気講義

この本は今年読んだ非ビジネス書の中では一番印象に残っているかもしれません。一般的に人間は死についてマイナスなイメージを持つことの方が多いでしょう。しかし、この本は死に関する疑問や典型的なイメージに対して本当にそうなのか、哲学・論理的に考えていきます。

死は悪いことなのかといった、ある疑問に対して様々な見解を紹介するのではなく、著者の見解を説明して示すというスタイルをとっているため、著者の思考過程を追体験することができ、非常に面白い作品でした。

ちなみに現時点で自分のブログの中で一番人気のある書評がこの本についての書評です。

砂糖の世界史

非ビジネス書以外で印象に残っている本をもう一つ挙げるとしたらこの一冊です。最近読んだ本で書評も書いたのですが、読む前後でモノの見方が変わる作品でした。

この本は「世界システム論」及び「歴史人類学」のアプローチで書かれたこともあり、今までの学校の授業で習うような特定の人物を中心に考察された歴史ではないということも興味深く読めた理由だと思います。

砂糖という切り口から当時の様々な階級・身分の人々の生活の様子が描かれる様は非常に新鮮でした。

図書館の魔女

最後に紹介するのは小説『図書館の魔女』です。ここ2,3年ほどは小説を読まなくなってしまったのですが、知人に紹介されたことがきっかけで読んだ一冊です。

ジャンルとしてはファンタジーに入る部類だと思いますが、著者の博学さが尋常ではなく、様々な学問的要素がごった煮になっており、非常に面白いです。作品及び雰囲気としては貴志祐介さんの「新世界より」が近いと思います。

また、この作品はメフィスト賞を受賞しているのですが、その栄誉に違わず伏線をきっちり回収するミステリー的要素もありますし、分量もかなり長い作品となっています。読書好きにはお勧めの作品です。

おわりに

こうして今年読んだ本を振り返るのは、その過程を通じて読んだ内容を思い出せることもあり、非常に良いことだと改めて感じました。こうしてまとめたこの記事が読んでいただいた方の本選びの参考になれば幸いです。

みなさんに素敵な一冊との出会いがありますように。

コメント

  1. […] 前回は年末ということで今年読んだ本を振り返り、その中からオススメしたい本をまとめました。 […]